ドメーヌ・クロ・ノワール ブルゴーニュ・パストゥーグラン 2005 [ボルドーのワイン]
今夜のゲストは・・・
ピノノワールのガメイ割りであるところの
「パストゥーグラン」さんです!!!
※明日の夜は、お酒の席が待ち受けているので、
今夜は軽いものが飲みたくなったのです・・・。
リアルワインガイドという雑誌で
「パストゥーグランなのに美味しい!」と書いてあって、
ミーハーなので買っておいたのでした。2000円くらい。
このつくり手のワイン、じつは
去年ブルゴーニュに行ったときに飲ませてもらってました。
思いっきり忘れてました。(苦笑)
かなり薄い抽出なのでしょうか、
液色は底のほうまで透けそうな感じです。
薄い紫から薄黒紫。
超チェリーのままの
カワユス(@しょこたん)でキュートな香り。
ふわーんふわーんと軽くうわついているのではなく、
しっかりと深めにおとなしくやってきます。
おしとやかで清純派です。
ちなみにグルグルとグラスを回しすぎると
ガメイの香りがちょいと見つかってイヤーンな感じです。
ゆっくりゆっくりまわしたり、そっと見守りながら15分。
香りはチェリーぽいのから黒いほうの香りへ50%越え。
香りには本当に若干だけどチョコぽい甘みが。
量的にいうなら、チョコのひとかけら程度。(笑)
アルコール度数12.5だからか、
清涼感もあって、ずーっと心地よいです。
(ちょっと日本のワインにも通じるかも)
30分くらいチマチマと飲んでいると
かすーーーーーかに樽の香りがあるような。
色は紫だけど、香りは赤&黒系です。
もう、そのあとはバランスの良いままで、
ずっと美味しいです。
エマニエル・ルジェやルー・デュモンのパストゥーグランを飲んだときも
「ぬぬ!」と思ったけれど、それ以来かも。
カレーにトマトを使うと飽きない味になるように、
ガメイの渋さが上手にコントロールされていて、
味を〆(しめ)ているイメージでした。
(うまく表現できないんですけども。)
1時間たつと、もうとまらない美味しさです。
果実の甘みが20%増量中です。
相変わらず、酸と軽やかなスパイスのニュアンスが
スキップしているようなバランスです。
ヘタなピノより美味しいです。
これはまた飲みたくなる癒やし系ワイン、
かっぱえびせん並に、とまりません!!!
旨味成分で脳みそが微笑みまくっているようです。(笑)
ワインって飲んでみないとわからない。
いろんな美味しさがあって面白い。
薄くて物足りないのではなくて、
足取りが軽くて果実の味もしっかり。
好きなセンスのワインなので、
上のワインも飲みたいです。(^-^)
追記)
ミスった!!!2日目のほうがコクがでて美味しいではないですか・・・うう・・・
さらに追記)
やばい!やばすぎる!これはすごい美味しい!!!
※調査すると・・・
現オーナーのセドリック4代目で、1997年ボーヌの醸造学校、1999年に
ブルゴーニュ、 カリフォルニア、ラングドックと研修を経て、2000年に
ドメーヌを引継ぐ。畑は100% ビオロジック、醸造はナチュラルな方法を実践。
現在はドミニク・ドゥーランにもワインを売る実力派。
樽は新樽ではなく6~7年使用樽を使用。
マロラクティック醗酵が自然に終わるまで樽熟20 ヶ月。年産600本。
※読売オンラインでも取材してありました。
「ハウスミュージックを好む清貧の若者」
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/chateau/20070628gr06.htm
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