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メルシャン/勝沼のあわ/2007 [日本のワイン]

今年の国産ワインコンクールでは

こっちじゃなくて「穂坂のあわ」のほうが最優秀カテゴリー賞でしたね。

でも、個人的にはこっちのほうが好きですね。

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去年飲んだときよりも

なんだか、いっそう飲みくちがドライになった印象。

ぴちぱちと泡は粗めで、甲州の香りは、わかりやすく。

そして、後味とか、温度が上がってくると甘さがきます。

疲れ気味だったので、これもまた一興でウマーでした。

意外と?売り切れてしまってる店が多いみたいですね。

ココファーム/栗沢ブラン/2007 [日本のワイン]

とはいってもココファームのブドウではありません。

北海道岩見沢市栗沢にある「中澤ヴィンヤード」で収穫されたブドウを

ココファームが野生酵母で造った白ワインです。

中澤ヴィンヤード http://www.nvineyard.jp/

ピノ・グリ、ケルナー、ゲヴュルツトラミナー、シルヴァーナのブレンド。

ファーストヴィンテージは2006年。

総敷地面積4.6haでちょうど東京ドームと同じくらいだそうですが、

ココファームのスタッフと話し合いながら、

一緒にワインを造っているという素敵なヴィンヤードです。

アルザス~ドイツぽい瓶のかたちもさることながら、

香りのほうも、冷涼ながらも華やかなで、

でも、やはり日本ワインらしく、やわらかいニュアンスがあります。

酸も特徴の一つだと思うのですが、

たとえばアルザスワインの酸が30度の角度で舌にやってくるとすれば、

栗沢ブランは、やや角の開いた、角度45度。

その差15度は、きっと日本の大地と造り手の優しさです・・・なんちゃって。(笑)

北海道に行ったら、ぜひ訪問してみたいです。

日本のどこにもない個性を持ったワインだと思います。

生産本数も少ないので、もう売り切れちゃってるかもしれません。(涙)

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ミッシェル・グロ/ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ/2001 [ブルゴーニュのワイン]

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なんとかグロっていう名前の人が

あまりにも多すぎて何がなにやら良くわらかないグロ一族。

日本で言うなら、佐藤一族、みたいなもんでしょうか。

その長男が、ミッシェルさんです。

「フランス人の名前と言って思いつくのは!?」の回答で

第1位は、きっと「ミッシェル」でしょう。

それはさておき。

ラベルも地味さ同様に、ワインのほうも

伝統的なブルゴーニュワインを造る定評のある造り手です。

去年、ブルゴーニュを巡ったときに直接捕獲して、

スーツケースで密輸して帰ってきた1本です。

ワインを何本もスーツケースに詰め込みすぎて、

たしか35キロとかあったな・・・。

積めてもいい荷重制限とかあったと思うんだけど、

それをなんとか笑顔でスルーしてきました。(ニヤリ)

で。

開けてみたんですけど・・・

イイ!

イイすぎる!

2001というビンテージもなんのその!

良い熟成を経た、クラスを超えたウマさ・・・つまり「下克上」してます!!!

厚みもコクもそれほどでもないんですが、最高です。

香りも華やかとはいえないのですが、酔えます。

なにも突出しないバランス感をキープしたままで、全体のピーク点が高いところにある感じ。

ヘタなグランクリュ飲むよりも快感指数がキテます!

体験上ですけど、このあたりのクラスって4~7年が、

魅力が引き出された飲み頃ゾーンな気がするんですよね。どうなんでしょう?

(もちろん、造り手、ヴィンテージなど、いろんな要因もあるとは思いますが)

ああ・・・

シアワセ・・・

ケー・ド・クルビス/NV [そのほかの国のワイン]

大丸のイベントで出会って


ウ ー マ ー イ ー !


と叫びながら大量購入してしまったチュニジアのスパークリングワイン。

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フランス・ボルドー地方で行われる国際ワイン・スピリッツコンクール

”レ・シタデル・デュ・ヴァン”2007度銀賞受賞スパークリングワイン。

チュニジア勢ではじめて受賞したとか言ってましたbyイベントで話したインポーターさん。

シャンパン方式で、シャルドネ100%使ってつくったブラン・ド・ブラン。

また飲んでしまいました。

また美味しいです。ウフ♪

とりわけ、ほんのりとした香ばしさと、イーストの香りがしっかりあるのが

味覚快感のツボを突いてくるんです!

アフリカ大陸でいま注目なのは、チュニジアではないでしょうか。(と思ってます)

いくつか飲んだりもしてますが、ヘタな欧州ワインより、バッチリうまいです。

アフリカ大陸最北端の国で、アフリカって言うよりチュニジアの地中海側は

温暖な気候に恵まれた地中海性気候。降雨も少なく、乾燥地でなかなか良いところだそうです。

ローマ帝国時代は穀倉地といわれたほどで、ブドウ栽培もフランスやイタリアよりも歴史は古くて、

かつてフランスのワインには、植民地だったチュニジア産のワインが混ぜられていたという話も。

イタリアからの旅行者も多いそうで、

「あの」エンジョイを追及するイタリア人も行くくらいなら楽しいんだろうな~。

ともあれ、美味しいオススメワインです!

買えるお店がついに登場してました@楽天→コチラ

ルミエール/フレール デラウエア/2007 [日本のワイン]

去年、ワイナリーのショップでいろいろ試飲させていただき、

ウマー!な印象が強かったので買っておいといたもの。

いちおう「新酒」って書いてますけど。(笑)

ホトホト疲れて帰った日に、空けた(ような記憶が。)

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山梨県産の種ありブドウで作られた甘口ワイン。

トロトロさはなく、味もほんのり甘い程度で、

香りも少なめで邪魔にならず、

フレッシュさが感じられて、キレよく飲めます。

きっちり冷やすと、バッチリ旨いです。

日本人はこういうドイツっぽい?ような

ほの甘いワインが好きだと聞いたことがありますけど、

うーむ、癒やされます。

最近、ちょいと、この手のワインが、じつはけっこうツボです。

ひとむかし前の、日本のこういう甘口ワインって

「あ、あまっ・・・」

て感じだと思うんですけど、

もはや、いまどきの技でつくられているだけに、

一周して、新しく感じてしまうかも。比較的安いのもGOOD。

日本の甘口にも、逸品が登場するといいですよね。(^-^)

ルミエール http://www.lumiere.co.jp/

第14回 日本ワインを飲み干す会、でした。(遅ればせながら) [日本ワインを飲みほす会]

もう半月も前に開催しちゃった会の記憶なので、

若年性痴呆症のたこやき坊主としては、かなり危ういです。

ボケてたら、本気でツッコミいれたってください。(苦笑)


●高畠ワイナリー/ピノブラン/2006

とにかくよくできてますワイン!ピノブランの品種香が良く出ていると評価も高く。
ていうか、この価格(1000円チョイ)はどーしたことでしょう!うれしすぎます☆
世界を相手にしても圧倒するコストパフォーマンス!
ちなみに国産ワインコンクール2008で、2007ヴィンテージが銀賞受賞。

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●中央葡萄酒/リジョイス/2004

超良年を祝して、わずか1樽(312本)だけ造られたもの。 鳥居平の甲州100%。
参加者のみなさんも声を上げてしまった、僕もおどろきの甲州でした!!!!!
甲州からこの香りってあるんですかー!っていうサワークリーム。
中央葡萄酒は国産ワインコンクール2008でグレイス甲州が金賞でしたが
こういう「とことんやったらこうなりました」系の甲州も1樽とかでもやってほしい!
いや、ワイン関係のお仕事をされている参加者のみなさんからも驚愕の声があがってました。スゴイ!

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●山梨ワイン/フォーシーズンズ甲州/2005

国産ワインコンクール受賞。日本ワイン界の王道を確実に進む山梨ワイン。
このワインも樽香・柑橘香・シュールリーの味わいのバランスは抜群でした!

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●五一ワイン/シャルドネ・エステート/2005

日本におけるメルロー栽培の元祖・五一ワイン。決して重厚ではないですが、
メルロだけではなくシャルドネにも注目だと思います。
ミディアムでシャープ。樽使いのバランスがGOOD。
この価格帯でも決して手を抜かない。こういうのが老舗の老舗たるゆえんだと痛感。
個人的にとても好きな一本です。国産ワインコンクール2008奨励賞。

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●丹波ワイン/クロワッサード・サンジョベーゼ/2005
自社畑産ブドウのみで造るクロワッサードシリーズ。(ワイナリー限定販売)
ワイナリー訪問当日はイタリアワインの協会が買占めしてました。
芯がまだまだスマートなのですが、香りはかなり品種を引き出してます!
きっと樹齢を重ねていくと、いかにも!な風格が備わってくると思います。

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●金井醸造/マスカットベリーA/2006
ビオ栽培と美味しさで超有名なワイナリー。最近は買えなくなりました…(涙)。
リリースから一年経って味わいも落ち着いた頃。
酸の角が丸くなって、旨みとスイートな果実味を真っ向から味わえます。ウマー!

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●小布施ワイナリー/メルロー オーディネール/2005
自社畑ものではなくとも、きっちり樽熟成しているなど、
小布施ワイナリーのワインでも一番コストパフォーマンスが高い一本だと思います!
セパージュヨーロピアンが国産ワインコンクール2008で金賞受賞。
はっきりいって、どのワインもそうとうきわどくレベルが高いです!
(ここもなかなか買えないのが…涙)

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●メルシャン/スペリュール/1998
どこで買ったのか忘れちゃいましたが(笑)ヴィンテージな日本ワインも一興かなと。
桔梗ヶ原メルロを筆頭に、とにかくどれだけ濃く抽出できるか!を追及していた時代を
感じさせるボリューム感。熟成感もありつつも、それを上回る若々しさがそれを物語っています。
やろうと思えばここまでできるんでしょうけど、たしかにイマドキでは、パワフルすぎるのかも。
でもでも、やっぱウマー!です。GOOD!!!古い桔梗ヶ原メルロー飲んでみたいナー。

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●アルプスワイン/プラチナコレクション マスカットベリーA/2005R
この品種の新境地を味わわせてくれるワイン。(僕も最初、驚きました!)
国産ワインコンクール銀賞受賞。このワイナリーは注目です。
というか、もっと注目されてしかるべき!(国産ワインコンクール2008でも受賞多数)
グレイスのリジョイスと同点で、この日の最多得票。
となりのテーブルの方たちもウマー!連発してました。(^-^)
じつはカベルネがすこしブレンドされてますが、根本的な味わいのグリップ感がすごいです。
ブラインドで出されたら絶対、●●●●とか答えるはず。
熟成した姿もぜひ追いかけてみたい一本。ベリーAの概念を進化させた傑作!

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●タケダワイナリー/アストール(デラウェア甘口)
女性醸造家が造るワイナリー。北の産地ならではの締まりのある甘口!
テイスティングイベントでハマりました。スッキリとキレのある甘口が上質。

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そして、いつも最後になっちゃうのですが、料理がウマイ!です。
寡黙なシェフのお料理ですが、いつもアイデアが豊富でメチャGOODなんです。

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欧風屋のみなさま、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!
すこしでも日本ワインが楽しい!と感じていただけたら、とてもうれしいです。(^-^)

・・・とか言いながら、そろそろブルゴーニュの会とかしようかなあ。(笑)←裏切り?

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国産ワインコンクール2008、審査結果発表。 [日本のワイン]

ついに発表されました国産ワインコンクール2008の審査結果!
http://www.jwine.jp/2008fol/08prize.html

栄誉に輝いた金賞を、ずらり抜粋してみました。

●メルシャン/桔梗ヶ原メルロー/2003
●メルシャン/桔梗ヶ原メルロー/2004
●メルシャン/勝沼甲州/2007

メルロー街道を異次元の世界でひた走るメルシャン。
桔梗ヶ原メルロー2004は堂々の金賞ですね。
2003も入ってきてますが2002はもう売れちゃったのでしょうか?
勝沼甲州はまったくの予想外でした!サプラ~イズ!

●中央葡萄酒/グレイス甲州/2007

ある意味、日本標準の甲州の座にいるというか、
すでに名誉金賞的な存在でしょう!
飲む人を選ばず、どこでも売っている。
金賞の肩書きとともに、担う役割は大きい!(^-^)

●井筒ワイン/NACメルロー樽熟/2006

長野のメルローも、きっと審査基準が高くなってきているハズ。
そのなかでも、最近どっしりと安定感のある井筒メルロー。
入ってきましたねー。

●小布施ワイナリー/プライベートリザーブ メルロー/2006
●小布施ワイナリー/セパージュ ヨーロピアン/2006

かならずなにかが上位に入る実力派ワイナリーですけど、
セパージュヨーロピアンは本気で予想外でした!ビッグサプライズ!

●マンズワイン/ソラリス信州カベルネソーヴィニヨン/2004
●マンズワイン/ソラリス信州リースリング・クリオエクストラクション(極甘口)/2006

ソラリスもメルローが一定の評価を得た段階を終えて、
カベルネが注目されてきましたね。でも「東山」のほうではなく。
トップキュベよりも下のが受賞するのがマンズワインの宿命!?
リースリングのは飲んだことがないので
公開テイスティングで味わってみようと思います!

●ヴィラデストワイナリー/ヴィニュロンズリザーブシャルドネ/2007

サミットでも登場したヴィニュロンズリザーブのシャルドネ。
2007はまだ入手できないので、
これも会場でテイスティングするのが楽しみです。(^-^)

●安心院ワイナリー/いもり谷シャルドネ/2006
●熊本ワイン/菊鹿ナイトハーベストシャルドネ樽発酵/2007

来そう?来るの?来る?キター!
ということで注目していただけに個人的にはうれしい2本。
山梨、長野、東北、北海道に続く、新しい勢力が
ついに舞台に乗ってきましたね!

●フジッコワイナリー/フジクレール甲州樽醗酵/2007

ブログワイン界ではいつも評判の高いフジッコの甲州。
樽で金賞をゲットしましたね!まだ店頭でも売ってないそうなので
これまた公開テイスティングが楽しみです。

●林農園/THE GOICHI KIFU(極甘口)/1999
絶対、めったに出会えないタイプのワイン。(笑)
自社畑シャルドネ、セミヨン(70%、30%)。
なんてったって21000円・・・価格も高貴です!

わいんちゅ.comの飯島さんレポートに審査員のコメントなどがあります。(感謝!)
http://www.winechu.com/eventsreport/000864.html

ライジングスター★的なワインが飛び込んでこなかったのは寂しいけれど、
トップワイナリーの実力がそれだけ磐石になってきたという、
これも進化の現われなのかもしれませんね。

なーんて。

基本的な参加条件として1000本以上実存在庫がないとダメっていうのは
ちいさなワイナリーにとってはかなりハードルが高いかもしれませんね。

参考部門でもいいんですけど、
本数少なくてもエントリーOK!みたいなの創設するのってどうなんでしょう?

いいワインを造っているのに陽の目をみないで、
あげく倒産しちゃうのって日本ワイン界にとっては大きな損失ですし…。

日本ワインが大きく注目される一大イベントの開催意義が、
「大手の、大手による、大手のためのコンクール化」しちゃうのだけは
なんとか避けて欲しいっす。

月末に一般ワイン愛好家を200人を募集しての公開テイスティングがあるわけですが、
せっかくなんだし、参考審査部門として、一般消費者の投票集計もやってみて欲しいです。
(マーケティング的にもけっこう資料になるんではないでしょーか。)

公開テイスティングでは、
ビシッと自分の舌と肝臓で全ワインを飲み干して、
たこやき判定してきまっせ!(^-^)/


で、洞爺湖サミットで出されたワインって何よ!? [日本のワイン]

霞のかかった山のホテルという、

遠い世界で知らないうちに終わっていた洞爺湖サミット。

いや~出てきた情報、薄かったすね。

政治も経済もワインも。それはさておき。

で、

サミット出たワインって何よ!?

ってことで

http://www.g8summit.go.jp/info/lunch.html

から拾い上げてみました。

うーん、どうなんでしょう?

世界に飲ませる、またとない機会なんだから、

もっとメッセージ性のある選択をしてほしかったなあ…

と思うのは僕だけでしょうか。むむ。

■ワーキングランチ@7月7日

シャトータケダ/ドメーヌタケダ キュベヨシコ/2003

シャトーグリエ/2005

ジョセフ・ドルーアン/シャンボールミュジニー/2002

ボーペイサージュ/ル・フー/2003

■総理夫妻主催社交ディナー@7月7日

ルイ・ラトゥール/コルトンシャルルマーニュ/2005

リッジ/カリフォルニア モンテベロ/1997

キライウドヴァール/トカイ エッセンシア/1999

■総理夫人主催昼食会@7月7日

ヴィラデストガーデン&ワイナリー/ヴィニュロンズリザーブ シャルドネ/2005

マンズワイン小諸ワイナリー/ソラリス マニフィカ/2002

ペンフォールドワイナリー/グランジ/1997

北海道ワイン/鶴沼ウインターハーベスト/2006

■ワーキング・ランチ@7月8日

ベラヴィスタ/フランチャコルタ・ベラヴィスタ グランキュベ/2003

マルセルダイス/リースリング アルテンベルグ・ド・ベルグハイム グランクリュ/2001

フリードリッヒ・ベッカー/ピノノワール ターフェルワイン トロッケン/2005

ヴィニョス・バーベイト/マディラ セルシアル 10年

■ワーキング・ディナー@7月8日

ドメーヌ・ド・ラ・グランジュ・デ・ペール ブラン(ラングドック)/2004

ラ・シラー・デ・ベルナール・エ・ロベール・プランジョール/2004

ドメーヌ・ド・ラ・レクトリー(ルーション)/バニュルス・ル・ミュート・シュル・グローン/2003

■総理夫人主催昼食会@7月8日

ルイナール/ロゼ/NV

メルシャン/きいろ香/200?

ヘングスト・サマーン/リースリング・グランキュベ

■総理夫人主催夕食会@7月8日

旭洋酒/千野甲州/2006

マンズワイン小諸ワイナリー/ソラリス信州小諸シャルドネ樽仕込み/2005

ココファーム/風のルージュ/2006

■ワーキング・ランチ@7月9日

ヴィラデストガーデン&ワイナリー/ヴィニュロンズリザーブ シャルドネ/2005

マンズワイン小諸ワイナリー/ソラリス マニフィカ/2002

ペンフォールドワイナリー/グランジ/1997

北海道ワイン/鶴沼ウインターハーベスト/2006

「世界の中の日本、アジアの中の日本」セミナー@日本ワインを愛する会 [ワインイベント]

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ものすごい内容と情報が濃かったので(汗)
ギャスティンさんのお話を拾いきれているかはわかりませんが。

↓熱く語るデニスギャスティンさん(と通訳の方)

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■アジアでワインが造られ始めたのは250年前。
 中国でも、ようやく19世紀から。

 遅れた理由は
 (1)宗教の違いによる伝播の遅れ
 (2)ヨーロッパと交易する港が限られていた

 1967年に、はじめて現代的なヨーロピアンスタイルの
 シャトーチャンインが山東省に存在していたものの、

 ボルドーから本格的に技術が転移されだしたのは、
 ようやく1980年以降。
 
 現在アジアでワインを生産しているのは12カ国。
 ワイナリーの総数は800(うち400以上は中国に)。

 さらに100以上のワイナリーは
 まだワインを造り始めて10年以内。

■韓国

 韓国には11のワイナリーが存在。
 最大の生産者はマジョアン。
 
 しかしまだ輸入バルクで造っている段階。
 2位のシャトーマニー、3位のデイブーは、ともに協同組合形態。

 ギャスティンさんのお気に入りの生産者は
 イーストオブエデン。100%山葡萄のワインを造っている。

■ヴェトナム

 ワイナリーの多くは南部のダテルにある。
 カーディナル種から造っている。

■インドネシア

 あのバリ島にも3つのワイナリーがある。
 そのうちの1つはフランス人醸造家が造っている。

 デザートワインに関しては
 ロンドンインターナショナルでも銀賞を獲るほどの実力。

■台湾

 いま注目すべき生産国。政府の強力な主導のもと、
 ブドウ栽培がどんどん推奨されている。

■スリランカ
 
 ブータン王国の王族経営のワイナリーがある。
 技術はオーストラリアからどんどん吸収している。

■ミャンマー

 5年前にできたワイナリーが1つ。 
 1年前にできたワイナリーが1つ。

 ドイツ人が投資。 標高1300mのところでワインが造られている。
 現在80品種が栽培され、最適品種をさがしている。

 カベルネ、シラー、ドルンフェルダー、テンプラリーニュ
 シャルドネ、バルベラ、なかでもマスカットに良い結果がでている。

■タイ

 1993年からワイン作りが本格的に。
 生産地は北緯8度~15度の範囲内に集中。

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 バンコクのサイアムワイナリーでは
 畑が水路で囲まれている「水上畑」で栽培。船で周囲を移動。
 
 ↓すごい!っていうか葡萄が水を吸いまくりやないですか!
   世界のセオリーに反するとは、さすが魔法の国、タイだ…。

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 良い結果を出している品種は
 白は、マラガブラン種(セミヨンに似ている。葡萄の粒が細長い)。
 赤は、ポックダム種(ブラッククイーンに味わいが似ている)。

 ラオスの近くにあるシャトー・ド・ロエイは
 建設会社が投資する現代的なワイナリーで注目。
 シュナンブラン、シラーを作っている。

 その他、挙げるとすれば、
 カオヤイ国立公園の近くにある3つのワイナリー。

 シンハービールが経営するカオヤイワイナリー。
 ヴィレッジワールワイナリー。
 グランモンテワイナリー。
 
 注目なのはグランモンテワイナリー。
 わずか5haの畑を25人が担当している。

 ここで造られているのはシュナンブラン、
 シラー、コロンバール種。

 さらには中部のシャラランワイナリー。
 チェンマイにメイチャンワイナリー。

■インド

 ムンバイの近くに450ものワイナリーが。
 ナシックとフネエリアが注目に値する。

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    ↑なんか、よーく見ると、真ん中にゾウ?がいるんですけど…。

 シャトー・インダーシュ。
 1980年代にできたインド最大の生産者。
 主にフランスの技術を導入してスパークリングワインを造っている。
 シャルドネ、ユニブランがメイン。ピノノワールは難しい様子。

 スラ・ワイナリー。
 ナシックエリアに存在。
 シリコンバレーのコンピュータ業界で成功したオーナーがその財産で1993年に設立。
 1998年がファーストヴィンテージ。年産25万ケース。
 アメリカでの影響を受け、単一品種での個性を引き出すことを目指している。
 ヴィオニエ、リースリングの生産にも乗り出している。赤は主にシラーズ、ジンファンデル。
 マルベックの発売が迫る。シラーズよりもマルベックに良い結果が出ている。

■中国

 INAOの資料によれば、
 もう、世界第6位のワイン生産国になっている。
 
 北京の北の内陸部からワイン栽培がはじまった。
 ほとんどは色づけや味の添加などがなされており、
 ハーフジュースワインと呼ばれていた。

 2006年から新しい法律が制定され、
 こういったものはワインという呼称を使えなくなった。

 中国全土での葡萄畑の面積は45万ha。
 これはアルゼンチン+チリの合計面積よりも大きい。

 そのうち、現在は、7万ヘクタールがワイン用。
 これはオーストラリアの畑の半分に相当する。

 トンワ・ワイナリー。
 日本人によって投資されたワイナリー。
 主に、山ぶどうからワインを造っている。
 
 山西省エリアに、グレイス・ヴィンヤードがある。畑面積は500ha。
 中国の投資家の投資を受け、フランス人が栽培を担当、自社畑の比率が高く、
 オーストラリア人醸造家がワインを造り、国際的評価も高くなってきている。
 
 最もエキサイティングなのがウイグル自治区。

 ヴィニサンタイム社。ベンチャープロジェクトによるワイナリー。
 1998年がファーストヴィンテージで、当時で1万ha、300トン。
 2007年には1万5000トンを収穫するに至る。

 このエリアは北海道よりも寒く、
 夏は短いが、雨がほとんど降らない。

 さらにこのエリアには
 4つくらいのワイナリーが設立されている。

 (北京に近い、主要なワイナリーが存在する山東省は台風が多く、
  実は山東省のワイナリーは、このウイグル自治区の葡萄もブレンドしている)

 エベレストに近い雲南省にも12のワイナリーが存在し、
 2つの国際レベルのワイナリーがある。そこには香港の資本が投下されている。
 150年前にキリスト教とともにやってきたローズハニー種。

 中国のワインマーケットがとても大きくなってきた。
 北京の北には中国とフランスの共同研究畑がある。30ha。
 ハーベイエリアで何が最適品種かをさぐっている。
 なかでもマセラン種に良い結果がでている。
 カベルネの骨格+グルナッシュの果実味と香り。
 (ギャスティンさんはこの品種が中国で一番良かったと言っていた)

 生産量ではグレートウォールワイナリー、
 ダイナスティワイナリー、チャンマーワインがTOP3。
 それに続く第四位がヴィニサンタイム(ウイグル自治区)。
 デイリーワインから100~150ドルクラスのものまで造っている。
 
 中規模生産者では
 ドラゴンシール、グレイス、ウェイロンが注目に値する。

 ↓整然とした中国の畑。広い!!!

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・・・ふぅ。

とまあ、内容てんこもりでしたですよ!

生産量ではガンガン突き進む中国なのですが、
クオリティーではインドが頭ひとつ抜けている印象。

ギャスティンさんいわく、中国とインドのちがいは
畑のコンディションをコントロールできているか、できていないかの差だそうです。
 
環境にあった品種を探していたり、現代的なつくりに変わるのには、
まだ時間がかかるのでしょうけれど、海外資本が大量に投下されているのは脅威的。

お金がすべてを解決するとは思えないのですが、
お金が近道を手に入れる手段であることは間違いないでしょう。

そして資本関係にまつわる世界的なコネクションをいかして、海外醸造家を招きいれ、
おもにフランスのワイナリーからノウハウや人材、技術を直接導入していることは

中国内部の人たちが
どうにか海外に展開しようとしているということではなくて、

最初からヨーロッパやアメリカの基準や視点を目指して、
旨みのある、おいしい卵を孵化(ふか)させようとする

手段を選ばない投資→回収の力学が見え隠れします。
すごくダイナミックな動きが、おなじアジアで発生しいるようです。 

やっぱり、味の美味しさは前提としてあるけれども、
大量生産できてゆくゆくは世界市場で売れるワインを造る可能性がある

っていうのは資本的にも人材的に注目されるんでしょうね。
近いところで言えば、14億人の中国国内マーケットもあるし。

チリとかアルゼンチンに進出したみたいに
ラフィットとかイタリアの著名グループも中国進出!?
なんてことが起こる日もきちゃうんでしょうか。

ギャスティンさんが最後に言っていたことは、

・日本のワインはこういうものだ示すワインとともに、
 コンセプチュアルな個性が必要である。

・単一品種の個性にこだわることも必要だが、ブレンドによって際立つ道もあるはず。
とくに甲斐ノワールとメルローのブレンドはきっと面白い結果をもたらすはず。
 (これはギャスティンさんと、不肖:たこやき坊主の意見が一致していた!!!)

・そしてなにより、もっとPRを。
 アジア各国のワインはロンドンの600以上のショップで並んでいる。
 日本食ブームや、ヘルシー志向の波を上手に活かして、
 日本のワイン業界ももっと積極的にセールスしていくべき。特に甲州。

うかうかしていられないぞ!日本ワイン!

・・・と思ったけど、
テイスティングしたら日本のワインの美味しさって

抜 群 で す ワ 。

とはいえ、それは今の段階でのこと。

確実に、追っかけてきてます。
たくさんお金を握ったアジアのワイナリー集団が。

いちはやく世界の中で
「アジアのワイン王国と言えば日本でしょう!」と認めてもらって

アジア代表のイス獲りゲームに勝っておくことが、
戦略的にも、すごく重要な気がしますね。

洞爺湖サミットとかで使われたワインの情報とか
ほーんと出てきませんもんね。

国内ですら耳にはいってこない。
ましてやせkっかう世界のプレスが集まっているのに、もったいない。

もったいないというか、

対外的にもっと戦略的にPRすることを
個々のワイナリーが個人戦で戦おうとするのではなくて、

日本ワイン協会とかアッサンブラージュの会みたいなところが
代表チームを組んで乗り込んでいくとか、やっていったほうがいいのでは?

だって、著名なブルゴーニュの生産者でさえ、
日本に乗り込んできてガツガツ売込みしてますもん。

毎年「今年のワインは、難しいヴィンテージだったけど、私達はうまくできた」とか
あーもうそうですかそうですかと思っちゃうほどに、商売魂ムキ出しで。(笑)

とか思いつつ、メチャ長文なので〆マス。

日本ワインを愛する会「アジアの中の日本、世界の中の日本」セミナー行ってきました! [ワインイベント]

神田神保町で行われた、日本ワインを愛する会主催の
「アジアの中の日本、世界の中の日本」セミナー行ってきました!

前半が、
国産ワインコンクール審査員も務めるワインジャーナリスト:デニスギャスティン氏のセミナー。

後半は、
セミナーに登場したアジアのワインと、日本のワインのテイスティングという構成でした。

順番が逆になりますが、
テイスティングに登場したワインリストです。

アジア諸国は、生産量こそ多いものの、
品質的にはぜんぜん、まだまだこれから、というところでした。

ぶっちゃけ個人的主観ですが
「アリかナシか」も併記してみます。(苦笑)

インド/スラ・ヴィンヤード/ブリュット・メトッド・シャンプノワーズ/○

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タイ/モンスーンヴァレー/コロンバール/2008/△

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タイ/モンスーンヴァレー/赤/2008/×

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中国/ドラゴンシール/シャルドネ/2007/×葡萄の香りとは…

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中国/ドラゴンシール/カベルネ/2007/×香料の香りがモロに…

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タイ/GranMonte/シラー/2006/×

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タイ/GranMonte/シュナンブラン コロンバール/2006/◎今回のベストワイン。買って飲んでみたい!

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インド/CHATEAU INDAGE/シャンティリ ソーヴィニヨン・ブラン/2005/×

インド/CHATEAU INDAGE/マークイズ ポンパドール/NV/○スパークリング(スパークリングにするとわりと飲めちゃうのかも)

フジッコ/フジクレール/甲州シュールリー/2006

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メルシャン/甲州きいろ香/2007

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ココファーム/甲州FOS/2006

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旭洋酒/クサカベンヌ/2007

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勝沼醸造/イセハラ/2007

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中央葡萄酒/甲斐ノワール/2007

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北海道ワイン/ヴァイスブルグンダー/2005

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機山洋酒/キザン白/2006

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月浦ワイン/ドルンフェルダー/2004

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志太伊豆ワイナリー/ヤマソーヴィニヨン/2005

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