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勝沼の甲州種ワイン審査イベント「甲斐vin2009」行ってきました! [ワインイベント]

勝沼の甲州種ワイン審査イベント「甲斐vin」に
今年も行ってきました!

http://www.kaivin.net/

審査会場ホールの室温が
軽く汗ばむくらいにちょっと高めで、

しかたのないことかもしれませんが、
テーブルに並んでいるワインも「ぬるめ」に。

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酸や甘みが、いっそうモッサリと感じられて、
デリケートなワインや繊細さが持ち味のワインは

崩れちゃってる感じもして、
ちょっとかわいそうな気もしました。

(僕も選べませんでした・・・ごめんなさい)
今年は41種類を60分でブラインドテイスティング審査。

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○樽なし部門で僕が選んだ3本-----------------------------------------------

○シャトレーゼ勝沼ワイナリー/鳥居平・甲州シュールリー/2007
 体が覚えちゃってるんでしょうか?(笑)
 旨みのふくらみから甲州らしい苦味まで
 とにかく一貫してバランスが良くて美しい!

○旭洋酒/ソレイユ・クラシック白/2008
 さわやかなリンゴや桃を感じるフルーティーな軽やかさが、
 いい意味で、とても心地よい。甘さの膨らみと酸のしまりの
 バランスもGOOD!しかも1260円なのもGOOD!
 
○大泉葡萄酒/香り甲州辛口/2007
 今年もまた選んでしまいました。(笑)
 なーんか引っ張られちゃう引力が。1本買ってみようっと。
 07は意外とスタンダードな甲州らしい甲州な印象。

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●樽あり甲州部門で僕が選んだ3本。----------------------------------------------

●シャトレーゼ勝沼ワイナリー/鳥居平・甲州樽発酵/2006
 こっちも一発で選んでました。樽の甘やかさと果実の甘やかさが
 絡み合って溶け合っていて、香りから美味しい!GOOD!
 樽を使う意味がちゃんと設計されていて表現されていてさすが。

●蒼龍葡萄酒/勝沼の甲州 樽熟成/2007
 初めて葡萄の丘に行ったときに美味しいと思ったワインですが
 今回も自然に選んでました。酸もありつつ甘みが先行する感じ。
 樽のニュアンスが控えめで、果実味を邪魔せず、なおかつ
 くすぐるような樽のフレーバーになっているところがニクイです。

●勝沼醸造/本葡萄酒 古傳樽熟/2006
 冷凍濃縮されたニュアンスがあって、こういう審査会だと、
 ちゃんと葡萄を作った結果の果実感を大事にすべきじゃないかと
 悩んだけど、飲みつかれていたのか選んじゃいました。(笑)
 アルコール度数も13.5あってインパクトが残ったのかなあ。

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審査会のあとのパーティーでは、やっぱり繊細で優しい甲州が
うーん、ウマイと思わされたりもして、審査会って難しいなあと。

丸藤、キザン、麻屋さんとか、こういう会には不向きだけど、
食卓では、欠かせない名わき役な素晴らしいワインだと思います。

また来年を楽しみにしてます!

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発表された1~3位は以下のとおりでした。-----------------------------------

○樽なし部門
1位)中央葡萄酒/グリド甲州/2007
2位)蒼龍葡萄酒/シトラスセント/2008
3位)シャトレーゼ勝沼ワイナリー/鳥居平・甲州シュールリー/2007

●樽あり部門
1位)フジクレール/甲州樽熟成 甘口/2005
2位)蒼龍葡萄酒/勝沼の甲州 樽熟成/2007
2位)シャトレーゼ勝沼ワイナリー/鳥居平・甲州樽発酵/2006
2位)勝沼醸造/本葡萄酒古傳樽熟/2006

去年に続き、今年も連続受賞を果たしたシャトレーゼ勝沼ワイナリー。
はしゃぐ工場長の戸澤さん。おめでとうございました!(^-^)

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さらにもうひとつの部門でも受賞!
西島さんが壇上でポーズ!

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それを撮影する戸澤さん!

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パーティーの途中
「このロゼはどこのロゼでしょう!?」クイズが行われたのでした。

ロワールとかいろんな回答がプロの皆さんからありましたが!
じつはぜーんぶ日本のロゼ。ロゼといえどもクオリティーが高くなってきてます!

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(思い出の振り返りシリーズ)柏屋@府中さんでの日本ワインイベントにて [ワインイベント]

東京は府中。

ここに日本ワインファンにはハズせないお店があります。

「柏屋」

またの名を

「バッカス・マーケット@楽天」

です。

http://www.rakuten.ne.jp/gold/bacchus-m/

府中駅から徒歩5分・・・か10分くらい。(笑)

店長の加納さんは、ご自身でも

メチャメチャ日本のワイナリーを巡ってらっしゃっていて

ご自身のブログでもレポートされていて読み応えアリです。

実際に自分の目と舌で選んだワインを

なおかつデイリーに楽しめるということを基準にして、

お店で販売されています。

【加納さんのブログ】
http://plaza.rakuten.co.jp/bacchusmarket/

毎月・・・えっと、第●木曜日でしたっけ?

定期的に有料ワインテイスティングイベントが開催されているのです。

(加納さん、見てらっしゃったら教えてください~)

この日は、受賞ワインなどを取り上げた会でした。

●中央葡萄酒/グレイス メルロ/2006

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第11回ジャパンワインチャレンジにて最優秀日本ワイン賞を受賞した1本。

三澤社長のご令嬢こと、三澤彩奈さんのデビュー作、で、即完売だそうです。

デビューを受賞で飾るなんて、またまたグレイスさんのプロデュースマジックですか~?

と思って飲んでみるとですね、これが、超本格的に重厚です。

日本のワインでここまでタンニンとボリューム感にあふれているワインは

そうそうありません!歯がギスギスだし、くちびるも紫・・・スゴイ!

果実味も濃密な香りもポテンシャルもしっかり感じるのですが、

ポテンシャルがありすぎて現状では僕のテイスティング能力ごときでは「測定不能・・・」(笑)

いずれにせよ、これは相当パワフルで、

数年後に花ひらいたとき、スゴイことになっていると思います。

(いや、お世辞でもなんでもなくて。)

【中央葡萄酒 公式サイト】
http://www.grace-wine.co.jp/

●熊本ワイン/菊鹿シャルドネ ナイトハーベスト/2007

国産ワインコンクール金賞。もうどこにも売ってないんでしょうね・・・。

手元に残してあるので、熟成っぷりを楽しんでみたいです。

【熊本ワイン 公式サイト】
http://www.kumamotowine.co.jp/

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●井筒ワイン/メルロー/2007

井筒ワインはとてもキレイな造りなんですけど、

どこか、こじんまりとした優等生な感じがするんですよね。。。(スミマセン)

とてもメルローな味わいを、しみじみ楽しめるいいワインなのですが、

こう、果汁的な潤い感が、ぎこちないというか。。。(ゴメンナサイ)

いまひとつ、なにかが足りない。。。のはなぜか!?

これは一度、ワイナリーに潜入して検証せねば!

【井筒ワイン 公式サイト】
http://www.izutsuwine.co.jp/

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●エーデルワイン/ツヴァイゲルトレーベ 樽熟成/2003

東北・岩手の強豪=エーデルワイン。

国内外問わず受賞しまくっているリースリングリオンのワインで、

ブイブイいわせているワイナリーです。(笑)

ワインからとても丁寧な姿勢が感じられるワイナリーなのですが、

このツヴァイゲルトレーベも、ヴィンテージが2003と、

しっかりと飲み頃に熟成させてからリリースされています。

そのため北の地方ならではの酸がとても落ち着いておだやかになっていて、

黒系果実にちょぴりのスパイシーさと、まろやかな口当たり、

樽からの甘い風味(といっても熟成されているのでわずかに、です)とあいまって、

飲みやすいワインになっています。ツヴァイゲルトもいろいろ飲んでいますが、

このワインは、日本ではとても成功しているツヴァイゲルトだと思います。

新樽で5年熟成で3200円・・・GOOD!

※ブラウフレンキッシュとサン・ローランの交配品種、オーストラリア系。

 と言われてもややこしいのですが(笑)とにかく耐寒性が強い品種です。

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ほかにもいろんな受賞ワインをいただきました・・・ゴチソウさまでした!

府中は遠い、っていうイメージなんですけど、新宿から特急で30分くらいなんですよね。(発見)

機会があればまたおじゃましてみたいです。(^-^)

ゲストにグレイスワインのH橋さんもいらっしゃっていて、

全国各地のワイナリーで作られているブドウのお土産が披露されました!!!

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そのなかでも、うひゃー!!!と驚いたのが、

山形県のタケダワイナリーのマスカットベリーA。

とにかく房もでかけりゃ粒もでかい!!貫禄十分です!!

これはもう・・・凶器ですね。(笑)

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(3)「国産ワインコンクール2008」行ってきました! [ワインイベント]

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●サッポロワイン山梨勝沼甲州 遅摘み 辛口/2006

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●シャトレーゼ/鳥居平 甲州樽発酵/2005

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●丸藤葡萄酒/ルバイヤート甲州樽発酵/2006

安心して美味しい。飲む人を選ばないワインを、
しかも、大量に造りだすのは本当にすごい事です。

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●蒼龍葡萄酒/PREMIUM甲州/2007

今回のコンクールは「クリーン」みたいなことが大きな基準になっていたせいか、
こんなに美味しい甲州ワインが、銅賞に落とされていました。

樽系やシュールリー系、香り系など、いろんな甲州ワインが作られ、注目を集めているなかで、
キチンと甲州種本来の渋みを、旨味のなかに織り込んで仕上げている本流の甲州。

強くで、厚みがあって、ほろ渋くて、また飲みたくなる。
そういう原点をもう一度強化した甲州がキチンと作られていく周期になってほしい、とも思いました。

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●メルシャン/桔梗ヶ原メルロー/2004

超良年の2004。セカンドワインの長野メルローでさえメチャウマー!でした。
メルシャンのメルローは、このピンとした「張り」が素晴らしいと思います。
太く濃い1本線のように澄んだ香りは、きっと数年後に満開になるように思いました。

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●メルシャン/甲州&シャルドネ 無濾過/2007

甲州とシャルドネという、一見、ダイナミックな組合せが…合うんです!!!
これぞジャパニーズブレンド。1000円代のワインとしてはあり得ない美味さです!オススメ!

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●ヴィラデストワイナリー/ヴィラデスト・ヴィニュロンズリザーブ シャルドネ/2007

巷ではスゴイ評価が高いですが・・・IQの高いワインのような気がして。
ミネラル感の凄さとか、数値的には素晴らしいのかもしれませんが…
官能的ではないというか…僕の右脳にはビビッときませんでした。良いワインだとは思います。

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●中央葡萄酒/グレイス甲州/2007

今年、甲州の金賞は3つありましたが、このワインがベスト・オブ・ベスト・甲州ではないでしょうか。
決して個性的ではないですし、積極的に向かってくるワインでは無いんですが、
バランスのあまりの完璧さに、とにかく圧倒されました。いくらでも飲めちゃいますよ!!!危険!!!

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熊本ワイン/シャルドネ低温抽出(極上甘口)/2007

これまでは、カベルネを低温抽出したりしてました、熊本ワイン。
ストレートにシャルドネで来ましたね!熊本ワインの持ち味、クリーンさが際立つ甘口ワイン。

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●熊本ワイン/ナイアガラ/2007

これも、クリアでクリーンでフレッシュ。
このあたりは醸造家の一貫したセンスが感じられます。しかも安いんですよねー(^-^)

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●マンズワイン/ソラリス信州リースリング・クリオ・エクストラクション/2006

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●フジクレール/甲州樽発酵/2007

樽発酵と書いてあるわりには樽ボリュームが低くて、ちょいクリスピーな感じ。
「んー?」と思って質問してみると新樽は20%だそうです。納得。
この甲州は、もうしばらく置いてからが本領発揮では!?

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神戸みのりの公社/神戸 押部谷ぶどう園 セイベル9110/2007

2005年のシャルドネ系もとても良かったのですが、
直近のヴィンテージになるほどクオリティーが上がってきるように思います!

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●蒼龍葡萄酒/勝沼の甲州/2007

初めて勝沼の「ぶどうの丘」で、いろいろ飲み比べたときからウマーと思っていた1本。
わりといろんなところで売っていると思いますが、生産量が多くてもキチンとクオリティーをキープしている
蒼龍葡萄酒は、さすがです!「勝沼の甲州」っていうど真ん中のネーミングも堂々ですね。(笑)

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●シャトーマルス/カベルネ&ベリーA 穂坂収穫/2007

これも安心・安定・定番。なのに1500円とかなんですよー!凄い!!!
開けてすぐも美味しくて、しばらく置いても美味しいです。

(2)「国産ワインコンクール2008」行ってきました! [ワインイベント]

全種類=219本を飲み干して、

たこやき的に気になったワインは・・・

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●朝日町ワイン/マスカットブラッシュ/2007

余韻に、べっこう飴のような、あまーい香りが、ちょこっと残る。美味しくてキュート!

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熊本ワイン/菊鹿シャルドネ・ナイトハーベスト樽発酵/2007

果実味のレベルと樽香のレベルが、高いボリュームで絶妙のバランスミックス!ウマー!

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●笹一酒造/テロワール・ドゥ・美代咲/2007

シンプルで、地味なラベル・・・が、なぜか、印象に残る・・・。
ほんのり苦味が、いい意味でアクセントで、甲州ワイン本来の路線な感じ。

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●はこだてわいん/Wしばれわいん/2007

凍結ブドウをしぼって、そのしぼった果汁をさらに冷凍濃縮してしまうという、
いわば二段仕込!集中した甘味が独特でGOOD!

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●葛巻高原食品加工/ナドーレ・ロゼ/2007

「このワイン、ラベルのデザインで絶対、損してるYO!!!」という日本ワインが多いのですけど、
このワインはまさにその例でしょう。美味しいのに!
今回のロゼのなかでも一番美味しいと思ったのに・・・うさぎちゃんと目が合っちゃうんです!(笑)

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長野県志学館高等学校/KIKYOメルロー樽熟/2006

おどろくなかれ、学校の職員のみなさんと学生たちが作ったワインが、
大手ワイナリーと並んで銅賞獲得!

http://www.nagano-c.ed.jp/kikyo/

メルロー、ベリーA、それに、コンコード。
このブレンドがなぜ!?なぜか!?焙煎コーヒーの香りに!

これはツボにはいりました!
後日、思わず学校に電話して詳細を問い合わせてしまいました。(笑)

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●安心院葡萄酒工房/スパークリングワイン/NV

「日本ワインを飲み干す会」で勝手に公認にさせてもらっています!(^-^)
いまでもNVなんですけど、さらに長期熟成したシャルドネもブレンドして
複雑味を出していきたいとのこと。追いかけていきたい1本です!

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●五ヶ瀬ワイナリー/ナイアガラ/2007

クリーンでクールなナイアガラ。キレと余韻が爽やかに駆け抜けていきます!
ラベルのデザインもGOOD!(こうして統一したフォーマットでデザインするのも重要では!?)

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●広島三次ワイナリー/マスカット・オブ・アレキサンドリア × レッドパール/2007

飲めばずばりマスカット風味。ただし、なにか違う…レッドパール?
現代の醸造技術で作られた感じの、モダンでクリーンなマスカット!

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●奥出雲ワイナリー/シャルドネ・アンウッデッド/2007

屈指のストレートさ。シャルドネの果実味がストレートに味わえます!
なにものにもまどわされず、この直球勝負を続けて行って欲しいです!

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●熊本ワイン/KISS KIKKA シャルドネ/2007

このヴィンテージから樽をつかったシャルドネがプラスされ複雑さUP。
ていうか、この良心的な価格も含めて評価されるべきポイントだと思います!

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●宝水ワイナリー/RICCA バッカス/2006

宝水ワイナリーらしく、とてもクリーンで、みずみずしい。
個人的にはバッカスよりもケルナーのほうもウマーなんですけどね!

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●サッポロワイン/ポレール 自園シャルドネ 樽発酵/2007

まずリーズナブルな価格。樽加減、果実パワー、酸のノリ、
すべてが中程度でまとまっていて、ミディアムさが、飲んでいてラクチン。

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●サッポロワイン/山梨甲州フリーラン/2007

甘い・・・んですけど、酸がキレイにあるから、スルスル飲めちゃうんです。
癒やされます・・・ふう・・・。しかも安い!


(4)「国産ワインコンクール2008」行ってきました! [ワインイベント]

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●サントネージュ/エクセレントリミテ かみのやま収穫 カベルネソーヴィニヨン/2004

これは・・・今回の発見ワインのひとつ!GOOD!!!
カベルネでここまでボリュームと味わいのあるワインは久々!進化に期待!
そういえば、かみのやまは、ココファームの山のシャルドネの産地でもありますね。

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●エーデルワイン/五月長根葡萄園/2007

リースリングの片鱗が、キチンとあります。キレイなワイン!

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●●サントリー塩尻ワイナリー/塩尻 信州メルロ/2005

メルローのワインで今回の発見ワインはこれでした!
しっかり濃くて、なのに澄み切ったインクの香りがウマー!
コレはあらためてじっくり飲みたいです!

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●高畠ワイナリー/上和田ピノブラン/2007

安い。美味しい。香りが華やか。オススメ!!!

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●林農園/桔梗ヶ原メルロ/2006

なぜ今年は入賞しないのかダメなのか???うーむ。
香りのボリューム、構造の明確さが、わかる。今は飲めない、素晴らしいワイン。

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●安心院葡萄酒工房/メルロ リザーブ/2005

リアルワインガイドの某テイスター氏も誉めていました。
凄いボリューム感などはまだないのですが、一足先に、香りがとても素晴らしいです。
いい意味で、地に足がついたクラシカル。安心院のワインには温故知新の精神が感じられます。

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●ルミエール/シャトー・ルミエール/2006

ルミエールのワインには、どこか共通して乳酸発酵的なニュアンスを感じてしまいます。
でも、そこが個性でもあるような気がして、好きなんですけどね!(^-^)
ルミエールというと、地味なイメージがあるかもしれませんが、いちど飲んでみてください!

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●メルシャン/長野メルロ/2006

これも、きっと、まだ飲み頃が先なワイン。でもポテンシャルというか
凝縮した分子量のようなものはすでに感じました。でも今は飲めないッス。

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●●●志太中伊豆ワイナリー/志太メルロー&カベルネソーヴィニヨン/2005

これも、今回の大発見ワイン。シャルドネ系も実はウマー!なのですが、
このワインは素晴らしい!!!!!メルローとカベルネ、そしてプティヴェルドが入っているという
ガチンコ・ボルドー・ブレンド。これは絶対にもう一度、じっくり飲みたい!!!

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山梨ワイン/カベルネソーヴィニヨン 七俵地畑収穫/2006

日本のカベルネワインの中で、常に先頭を走っているイメージのワイン。
セカンドワインを造ることで、さらにこちらのファーストのレベルが向上。
買って寝かせて飲みたいっすね。(^-^)

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北海道ワイン/遅摘み ツヴァイゲルト・レーベ/2005

ツヴァイゲルトの野性味がこなれてきていて、
ストレートに品種の持つ味わいが楽しめるような気がしました。とはいえ濃いです。(笑)

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●アルプスワイン/プラチナコレクション マスカットベリーA /2007

銀髪&昇り龍Tシャツの若手醸造家がつくるワイン。(笑)
重量感と、まろやかさ、葡萄の果実感が新世代のベリーAの味わいを切り開いています。ウマ~。

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●フジクレール/ジャパネスク下岩崎/2006

ライトボディなんですよ・・・ですけど・・・ウマいっ。甘い余韻が楽しい!
後日、フジクレールに電話してみたんですけど「一般の方には売れないんです」との回答。

うーん。
フジクレール、このところ、いまいち姿勢が不透明。

一消費者が欲しくてファンになって、そんで電話したのに、
それでも売らないのもスゴい対応だ。

樽甲州もぜんぜん売ってないし。誰に売りたいんだ???

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●アルプスワイン/アリカント TypeA/2007

飲んだ瞬間「和風スペイン!」と直感しました。果実味と香りが大きい。
イタリアというよりはグルナッシュ、シラーをもうすこしミディアムにしたような
もうちょっと「ぬっ」とした感じがテンプラリーニョ系を想起。

で、調べたら、
アリカントはポルトガルやラングドックなどでも作られている品種だそうです。

この品種、単一品種でワインになっても面白いんですけど、
なにかとブレンドされても楽しいような気もしました。(素人発想ですんません)

飲んだことの無い個性。
日本の土壌に落ち着けば、ポテンシャルがありそうですね!

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●メルシャン/メルロ&マスカットベリーA 無濾過/2006

これは僕もメチャ好きなワイン。無濾過バージョンはなかなか売られていないですけど、
もうこちらをメインにしてガンガン売って欲しい!!!
1000円台でなにか1本と聞かれたら、このワインを絶対オススメします!!!

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●●アルプスワイン/ASSEMBLAGE TypeR/2007

上記のアリカントよりも、正直に言うと、こちらが印象に強く残りました。
ベリーAメインで、カベルネ、メルロー、シラー、アリカントをブレンド。

ハーブのようなニュアンスと、樽の甘い風味、
落ち着いたバランス、最後のほうに心地よい渋み。
時間を置くとさらに一体になりそう。ウマー!!!

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●林農園/The Goichi Kifu/1999

超贅沢な1本。だって・・・2万円なんですもん!!!!

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●サッポロワイン/長野古里ぶどう園 貴腐/2006

超超贅沢な1本。だって・・・3万円なんですもん!!!
甘さといっしょに酸がしっかりあって、凄い!!!
生産本数が200本しかないのに2~3本を試飲させるサッポロワインも凄い!!!

「国産ワインコンクール2008」行ってきました。 [ワインイベント]

日本ワインにまつわる、最大にして最注目のイベント

国産ワインコンクール2008」

その一般公開テイスティングイベントに突入してきました。

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会場は、山梨県甲府の甲府富士屋ホテル。

大きなフロアを舞台にして、200名超の人々が

アルコール臭にまみれた吐息を振りまきながら大集合していました!

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ホールの中央部分には、金賞と銀賞を受賞したワインが、
造り手やメーカーの人たちの手によって振る舞われていました。

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銅賞のワインは、壁際に、ずらりとワインボトルだけが並んでいました。
こちらは、自分で注ぎながら飲んでいくことになります・・・キビシイ「差」です!

第6回目の今年は、

全国23道府県、105のワイナリーから622本がエントリー。

そのなかから一次審査を突破したのが282本。

最終的には、金賞が14、銀賞が46、銅賞が159、奨励賞が50。

最終結果はコチラ→http://www.jwine.jp/2008fol/08prize.html

エントリーの条件は

1)国産ブドウ100%であること

2)出品時に1000本の在庫があること

3)コンテスト開催の12月末までに販売すること

となっていますが、特に2)の条件は

規模の小さなファミリーワイナリーにとっては

かなり厳しい条件となっています。

イベントは10:00開始、16:00まで。

さあーーーーーーーー開始のゴングとともに、

グラスを握り締めてまずはスパークリングへ!

みんな同じこと考えてますね→殺到→即空瓶。

大半の人たちがホール中央のブースで金賞&銀賞ワインを飲みに行ってる間に

こちらはポチポチと地道に壁際の銅賞ワインをテイスティング&テイスティング!

金賞、銀賞のワインが注目されるのもわかりますが、

銅賞のワインのなかにもキラリと輝くワインが埋もれているハズ!

そんなこんなで、お昼ゴハン休憩をはさんで、ぶっとおしの5時間。

・・・全種類制覇してきました。(笑)

丈夫な肝臓に産んでくれた両親に感謝。m( _ _ )m

会場には日本ワインにゆかりのある方々がたくさんいらっしゃっていて、

すこしの時間でしたが、お話できたりして、とても楽しかったです!(感謝)

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金賞を獲った「安心院葡萄酒工房 イモリ谷シャルドネ 2006」の

イモリ谷シャルドネを栽培されている阿部さん。メチャ若い!20代!

先代までは土木工事などを行う自営業をされていたのだそうですが、

そのマシーンを活かして、ガッツリと土壌改良などを行ったそうです。

「まだまだ試行錯誤なんで・・・」とおっしゃりつつ、

お話をうかがっていると、情報収集と分析、

そして明快な意図を持って実践されているように感じました。

樹齢もメチャ若いですし、阿部さんもメチャ若い!

そして醸造をされている安心院葡萄酒工房の中尾さんは

安心院生まれ、安心院育ち、安心院勤務で、まさに土地を知り尽くしている!

うーむ。このコンビからは、目が離せないですね。(^-^)

→つづく。

「山梨県のワイン」出版記念パーティーに突入してきました! [ワインイベント]

8月28日。

山本博・永久名誉仙人による「長野県のワイン」「北海道のワイン」につづく第3弾、
山梨県のワイン」の出版記念パーティーに突入してきました。

小雨の降るなか、東京駅から丸の内出口を出て徒歩1分の
日本工業倶楽部会館という、なんとも時代を感じさせる名称の由緒ある会場へ。
(東京駅の周りってこういう名称のビルがたくさん残ってますね。繊維会館とか。)

ふかふかのじゅうたんが敷かれた受付を通って、会場へ。
山梨県ワイン業界関係者が大半でしょうか!?あちこちでご挨拶が。

山梨県副知事の挨拶なども終わって、
いよいよ山本さんからのお言葉が!

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メチャきびきびと話してましたよ・・・
おそるべし79歳!

「山梨県の人はワインを知らない。」

「勝沼は閉鎖的すぎる」

などなど指摘もビシビシ!
愛のムチ!言葉のSM!

司会進行役は、
日本ワインを愛する会の事務局長・遠藤さん。
(おつかれさまでした!)

カンパーイ!のあとは、
もう飲むしかないでしょー!

当日のリスト。

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基本的にすべて山梨の甲州です。
これだけ甲州が一度に飲める機会もうそうそう無いっス。

さあ、待ち受けるワインたち!!!

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飲むぞー!の前に、
忘れないうちにサインもらってみたりして。(←ミーハーです)

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もちろん全49種類を飲み干しましたが、
印象に残ったものを・・・

新巻葡萄酒「ゴールドワイン甲州1987」

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蒼龍葡萄酒「勝沼の甲州」

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サッポロワイン「プティグランポレール山梨甲州フリーラン2007」

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甲斐ワイナリー「かざま甲州辛口」

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機山洋酒「キザンワイン白2006」

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メルシャン「勝沼甲州2007」

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富士屋醸造「黄金の雫」

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麻屋葡萄酒「麻屋甲州特別限定醸造シュールリー2006」

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丸藤葡萄酒「ルバイヤート甲州シュールリー2007」

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マンズワイン「ソラリス古酒甲州1993」

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中央葡萄酒「グレイス甲州2007」

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サントリー「樽発酵甲州2005」

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フジクレール「甲州樽発酵2007」

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シャトー酒折「甲州樽発酵2007」

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テイスティングしていた神ソムリエの木村克己さんを偶然発見して、
なんの面識も無いのにずっとくっついてコメントとか聞いてました。(ラッキー!)

そして木村さんが激ボメしていたのがグレイス甲州と、コレ!

ダイヤモンド酒造「ひしやま甲州2006」

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で、肝心の書籍のほうですが、
山本さんの考えや論評が表立った主観的な本というよりは、

取材に基づいた情報をもとに
客観的に山梨県の各ワイナリーの現状を記した内容となっています。

平日は本業を済ませ、
週末にワイナリーを巡っていたらしい。

・・・おそるべし79歳。

農家の後継者不足。
原料ブドウ調達の難化。

いまだ残る閉鎖的姿勢。
他県ライバルの進化。

温暖化と環境の変化。
いろんな問題があるのだと思いますが・・・

「問題の無い仕事と業界はない!」

ということで、大きな視点でいえば
「なるようにしかならない」のではないかと思ったりもして。

原料ブドウの致命的減少や
少子高齢化による市場縮小がやってくる前に、

自社畑を確保し資本主義的に経営していくのか、
高品質高価格化のトビラをひらけるのか、

日本国内もしくは海外市場で消費量をアップさせていけるのか、
もしかしたら大手による地元ワイナリー買収とか再編とかまであるんでしょうか。

いろんな意味で、
時間との戦いが、もう始まっているのかもしれません。

とはいえ悲観していてもしかたないわけで。(笑)

こんなに美味しいワインを造る生産者が、
さらに毎年、腕を磨いて、進化している頼もしい現状です。

そして、美味しくなってきた日本のワインへ、
フランスや海外のワインを向いていた人が振り向きだしている。

理屈や理念がどーであれ、結局「売れていく」ことだけが
すべての状況に少なからず一助となることは間違いないハズ。

ていうか、エコひいきとかでもなんでもなくて、正直に、
日本のワインは、ものすごい美味しいですけどね!

で、この本、
資料的にもとても価値があるし、面白くてオススメです。(^-^)



メチャクチャ大変だろうけど、こういうのを仕事にして
ガッツリ時間かけて取材できたら楽しいだろうなあー。

「世界の中の日本、アジアの中の日本」セミナー@日本ワインを愛する会 [ワインイベント]

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ものすごい内容と情報が濃かったので(汗)
ギャスティンさんのお話を拾いきれているかはわかりませんが。

↓熱く語るデニスギャスティンさん(と通訳の方)

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■アジアでワインが造られ始めたのは250年前。
 中国でも、ようやく19世紀から。

 遅れた理由は
 (1)宗教の違いによる伝播の遅れ
 (2)ヨーロッパと交易する港が限られていた

 1967年に、はじめて現代的なヨーロピアンスタイル
 シャトーチャンインが山東省に存在していたものの、

 ボルドーから本格的に技術が転移されだしたのは、
 ようやく1980年以降。
 
 現在アジアでワインを生産しているのは12カ国。
 ワイナリーの総数は800(うち400以上は中国に)。

 さらに100以上のワイナリーは
 まだワインを造り始めて10年以内。

韓国

 韓国には11のワイナリーが存在。
 最大の生産者はマジョアン。
 
 しかしまだ輸入バルクで造っている段階。
 2位のシャトーマニー、3位のデイブーは、ともに協同組合形態。

 ギャスティンさんのお気に入りの生産者は
 イーストオブエデン。100%山葡萄のワインを造っている。

■ヴェトナム

 ワイナリーの多くは南部のダテルにある。
 カーディナル種から造っている。

■インドネシア

 あのバリ島にも3つのワイナリーがある。
 そのうちの1つはフランス人醸造家が造っている。

 デザートワインに関しては
 ロンドンインターナショナルでも銀賞を獲るほどの実力。

■台湾

 いま注目すべき生産国。政府の強力な主導のもと、
 ブドウ栽培がどんどん推奨されている。

■スリランカ
 
 ブータン王国の王族経営のワイナリーがある。
 技術はオーストラリアからどんどん吸収している。

■ミャンマー

 5年前にできたワイナリーが1つ。 
 1年前にできたワイナリーが1つ。

 ドイツ人が投資。 標高1300mのところでワインが造られている。
 現在80品種が栽培され、最適品種をさがしている。

 カベルネ、シラー、ドルンフェルダー、テンプラリーニュ
 シャルドネ、バルベラ、なかでもマスカットに良い結果がでている。

■タイ

 1993年からワイン作りが本格的に。
 生産地は北緯8度~15度の範囲内に集中。

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 バンコクのサイアムワイナリーでは
 畑が水路で囲まれている「水上畑」で栽培。船で周囲を移動。
 
 ↓すごい!っていうか葡萄が水を吸いまくりやないですか!
   世界のセオリーに反するとは、さすが魔法の国、タイだ…。

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 良い結果を出している品種は
 白は、マラガブラン種(セミヨンに似ている。葡萄の粒が細長い)。
 赤は、ポックダム種(ブラッククイーンに味わいが似ている)。

 ラオスの近くにあるシャトー・ド・ロエイは
 建設会社が投資する現代的なワイナリーで注目。
 シュナンブラン、シラーを作っている。

 その他、挙げるとすれば、
 カオヤイ国立公園の近くにある3つのワイナリー。

 シンハービールが経営するカオヤイワイナリー。
 ヴィレッジワールワイナリー。
 グランモンテワイナリー。
 
 注目なのはグランモンテワイナリー。
 わずか5haの畑を25人が担当している。

 ここで造られているのはシュナンブラン、
 シラー、コロンバール種。

 さらには中部のシャラランワイナリー。
 チェンマイにメイチャンワイナリー。

■インド

 ムンバイの近くに450ものワイナリーが。
 ナシックとフネエリアが注目に値する。

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    ↑なんか、よーく見ると、真ん中にゾウ?がいるんですけど…。

 シャトー・インダーシュ。
 1980年代にできたインド最大の生産者。
 主にフランスの技術を導入してスパークリングワインを造っている。
 シャルドネ、ユニブランがメイン。ピノノワールは難しい様子。

 スラ・ワイナリー。
 ナシックエリアに存在。
 シリコンバレーのコンピュータ業界で成功したオーナーがその財産で1993年に設立。
 1998年がファーストヴィンテージ。年産25万ケース。
 アメリカでの影響を受け、単一品種での個性を引き出すことを目指している。
 ヴィオニエ、リースリングの生産にも乗り出している。赤は主にシラーズ、ジンファンデル。
 マルベックの発売が迫る。シラーズよりもマルベックに良い結果が出ている。

■中国

 INAOの資料によれば、
 もう、世界第6位のワイン生産国になっている。
 
 北京の北の内陸部からワイン栽培がはじまった。
 ほとんどは色づけや味の添加などがなされており、
 ハーフジュースワインと呼ばれていた。

 2006年から新しい法律が制定され、
 こういったものはワインという呼称を使えなくなった。

 中国全土での葡萄畑の面積は45万ha。
 これはアルゼンチン+チリの合計面積よりも大きい。

 そのうち、現在は、7万ヘクタールがワイン用。
 これはオーストラリアの畑の半分に相当する。

 トンワ・ワイナリー。
 日本人によって投資されたワイナリー。
 主に、山ぶどうからワインを造っている。
 
 山西省エリアに、グレイス・ヴィンヤードがある。畑面積は500ha。
 中国の投資家の投資を受け、フランス人が栽培を担当、自社畑の比率が高く、
 オーストラリア人醸造家がワインを造り、国際的評価も高くなってきている。
 
 最もエキサイティングなのがウイグル自治区。

 ヴィニサンタイム社。ベンチャープロジェクトによるワイナリー。
 1998年がファーストヴィンテージで、当時で1万ha、300トン。
 2007年には1万5000トンを収穫するに至る。

 このエリアは北海道よりも寒く、
 夏は短いが、雨がほとんど降らない。

 さらにこのエリアには
 4つくらいのワイナリーが設立されている。

 (北京に近い、主要なワイナリーが存在する山東省は台風が多く、
  実は山東省のワイナリーは、このウイグル自治区の葡萄もブレンドしている)

 エベレストに近い雲南省にも12のワイナリーが存在し、
 2つの国際レベルのワイナリーがある。そこには香港の資本が投下されている。
 150年前にキリスト教とともにやってきたローズハニー種。

 中国のワインマーケットがとても大きくなってきた。
 北京の北には中国とフランスの共同研究畑がある。30ha。
 ハーベイエリアで何が最適品種かをさぐっている。
 なかでもマセラン種に良い結果がでている。
 カベルネの骨格+グルナッシュの果実味と香り。
 (ギャスティンさんはこの品種が中国で一番良かったと言っていた)

 生産量ではグレートウォールワイナリー、
 ダイナスティワイナリー、チャンマーワインがTOP3。
 それに続く第四位がヴィニサンタイム(ウイグル自治区)。
 デイリーワインから100~150ドルクラスのものまで造っている。
 
 中規模生産者では
 ドラゴンシール、グレイス、ウェイロンが注目に値する。

 ↓整然とした中国の畑。広い!!!

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・・・ふぅ。

とまあ、内容てんこもりでしたですよ!

生産量ではガンガン突き進む中国なのですが、
クオリティーではインドが頭ひとつ抜けている印象。

ギャスティンさんいわく、中国とインドのちがいは
畑のコンディションをコントロールできているか、できていないかの差だそうです。
 
環境にあった品種を探していたり、現代的なつくりに変わるのには、
まだ時間がかかるのでしょうけれど、海外資本が大量に投下されているのは脅威的。

お金がすべてを解決するとは思えないのですが、
お金が近道を手に入れる手段であることは間違いないでしょう。

そして資本関係にまつわる世界的なコネクションをいかして、海外醸造家を招きいれ、
おもにフランスのワイナリーからノウハウや人材、技術を直接導入していることは

中国内部の人たちが
どうにか海外に展開しようとしているということではなくて、

最初からヨーロッパやアメリカの基準や視点を目指して、
旨みのある、おいしい卵を孵化(ふか)させようとする

手段を選ばない投資→回収の力学が見え隠れします。
すごくダイナミックな動きが、おなじアジアで発生しいるようです。 

やっぱり、味の美味しさは前提としてあるけれども、
大量生産できてゆくゆくは世界市場で売れるワインを造る可能性がある

っていうのは資本的にも人材的に注目されるんでしょうね。
近いところで言えば、14億人の中国国内マーケットもあるし。

チリとかアルゼンチンに進出したみたいに
ラフィットとかイタリアの著名グループも中国進出!?
なんてことが起こる日もきちゃうんでしょうか。

ギャスティンさんが最後に言っていたことは、

・日本のワインはこういうものだ示すワインとともに、
 コンセプチュアルな個性が必要である。

・単一品種の個性にこだわることも必要だが、ブレンドによって際立つ道もあるはず。
とくに甲斐ノワールとメルローのブレンドはきっと面白い結果をもたらすはず。
 (これはギャスティンさんと、不肖:たこやき坊主の意見が一致していた!!!)

・そしてなにより、もっとPRを。
 アジア各国のワインはロンドンの600以上のショップで並んでいる。
 日本食ブームや、ヘルシー志向の波を上手に活かして、
 日本のワイン業界ももっと積極的にセールスしていくべき。特に甲州。

うかうかしていられないぞ!日本ワイン!

・・・と思ったけど、
テイスティングしたら日本のワインの美味しさって

抜 群 で す ワ 。

とはいえ、それは今の段階でのこと。

確実に、追っかけてきてます。
たくさんお金を握ったアジアのワイナリー集団が。

いちはやく世界の中で
「アジアのワイン王国と言えば日本でしょう!」と認めてもらって

アジア代表のイス獲りゲームに勝っておくことが、
戦略的にも、すごく重要な気がしますね。

洞爺湖サミットとかで使われたワインの情報とか
ほーんと出てきませんもんね。

国内ですら耳にはいってこない。
ましてやせkっかう世界のプレスが集まっているのに、もったいない。

もったいないというか、

対外的にもっと戦略的にPRすることを
個々のワイナリーが個人戦で戦おうとするのではなくて、

日本ワイン協会とかアッサンブラージュの会みたいなところが
代表チームを組んで乗り込んでいくとか、やっていったほうがいいのでは?

だって、著名なブルゴーニュの生産者でさえ、
日本に乗り込んできてガツガツ売込みしてますもん。

毎年「今年のワインは、難しいヴィンテージだったけど、私達はうまくできた」とか
あーもうそうですかそうですかと思っちゃうほどに、商売魂ムキ出しで。(笑)

とか思いつつ、メチャ長文なので〆マス。

日本ワインを愛する会「アジアの中の日本、世界の中の日本」セミナー行ってきました! [ワインイベント]

神田神保町で行われた、日本ワインを愛する会主催の
アジアの中の日本、世界の中の日本」セミナー行ってきました!

前半が、
国産ワインコンクール審査員も務めるワインジャーナリスト:デニスギャスティン氏のセミナー。

後半は、
セミナーに登場したアジアのワインと、日本のワインのテイスティングという構成でした。

順番が逆になりますが、
テイスティングに登場したワインリストです。

アジア諸国は、生産量こそ多いものの、
品質的にはぜんぜん、まだまだこれから、というところでした。

ぶっちゃけ個人的主観ですが
「アリかナシか」も併記してみます。(苦笑)

インド/スラ・ヴィンヤード/ブリュット・メトッド・シャンプノワーズ/○

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タイ/モンスーンヴァレー/コロンバール/2008/△

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タイ/モンスーンヴァレー/赤/2008/×

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中国/ドラゴンシール/シャルドネ/2007/×葡萄の香りとは…

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中国/ドラゴンシール/カベルネ/2007/×香料の香りがモロに…

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タイ/GranMonte/シラー/2006/×

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タイ/GranMonte/シュナンブラン コロンバール/2006/◎今回のベストワイン。買って飲んでみたい!

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インド/CHATEAU INDAGE/シャンティリ ソーヴィニヨン・ブラン/2005/×

インド/CHATEAU INDAGE/マークイズ ポンパドール/NV/○スパークリング(スパークリングにするとわりと飲めちゃうのかも)

フジッコ/フジクレール/甲州シュールリー/2006

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メルシャン/甲州きいろ香/2007

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ココファーム/甲州FOS/2006

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旭洋酒/クサカベンヌ/2007

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勝沼醸造/イセハラ/2007

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中央葡萄酒/甲斐ノワール/2007

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北海道ワイン/ヴァイスブルグンダー/2005

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機山洋酒/キザン白/2006

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月浦ワイン/ドルンフェルダー/2004

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志太伊豆ワイナリー/ヤマソーヴィニヨン/2005

シャトレーゼ勝沼ワイナリー戸澤一幸氏を囲む会@「m.m」横浜関内、の第二部に行ってきました! [ワインイベント]

戸澤一幸さん。

たこやき坊主的には21世紀の日本で
最注目&要注意の1人です。(大げさ!?)

シャトレーゼ勝沼ワイナリーというところで
地縁のある老舗でもなく資本のある大手でもない

苦戦を強いられるポジションから、
素晴らしいワインを繰り出しています。

東京でぜひメーカーズディナーやってください!」
とお願いしておきながら、仕事の都合であえなく参加できず・・・スミマセン。

そして、続く7月22日@横浜は関内で開催された
シャトレーゼ勝沼ワイナリー戸澤一幸氏を囲む会。

>http://www.winechu.com/winechuevent/000839.html

どうしても都合がつかなくて参加できなかったのですが、
ひきつづき関内の「m.m」で開催された第二部から突入してきました!

「m.m」 http://r.gnavi.co.jp/g896310/

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お店に到着すると、すでに各方面から20名を越える方が集まっていて
店内の熱気とアルコール濃度はすでにヒートアップしてました!

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いただいたのは・・・

●「勝沼人の大地2006(白)」

シャトレーゼさんのワインじゃないんですけど(苦笑)
ものすごい甲州です。いうなれば、フルボディの甲州。

勝沼のネゴシアンこと、新田商店さんプロデュースで、
同級生の内田さんの葡萄を勝沼醸造にて仕込んだワイン。

赤と白が販売されていて300本という限定モノ。
もちろん新田酒店さんでのみ買えます。2600円ナリ。

●「手造りワイン さちこ」
大阪のワイナリー:仲村ワイン工房さんのワイン。奥さんの名前です。
あいかわらずフルーティーでウマイです。横浜のワインショップで激売とか。

●「がんこおやじの手造りワイン」
これも仲村ワイン工房さんのワイン。ベリーAにカベルネなどがブレンド
ここまで濃ゆい完熟ぽい葡萄が造れるんですか!という、日本を揺るがすワイン。(笑)
2000円以下というお値段もスゴイ。

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●シャトレーゼ/甲斐ノワール/2005
ぜんぜん若くて強い。でも、従来の野性味の甲斐ノワールとはちがった、進化形。
いまの時点で美味しい甲斐ノワールを造っているワイナリーの一つだと思います。

●シャトレーゼ/メルロー/2003
これは家にもストックしているので、このタイミングでも飲めてラッキーでした。
美味しいウイスキーとおなじく、しっかりだけど&なめらか、という。これはイイです!

●シャトレーゼ/カベルネソーヴィニヨン2002
ヴィンテージの記憶が・・・あいまいかも。(汗)

●シャトレーゼ/甲斐ノワール/1998
これは超貴重な一本!
なんせコルクには、戸澤さんがかつて修行されていた丸藤葡萄酒の刻印が…。

12年熟成されているのに、バリバリの力強さはもうないものの、
とてもマイルドで、それでも、まだ余力が残されている感じ。

酸と果実味の熟成曲線が、どれだけいっしょに添い遂げ続けるか。

そうでなければ酸だけが目立つようなバラバラな熟成になったりもしますし、
そういう意味ではこのワインはちょうどいい飲み頃だったのかも、とは戸澤さんのコメント。

甲斐ノワールという品種は、個人的にはすごく可能性がありそうだと思っているのですが、
これだけ熟成されたものを実際に口にしてみて、さらに実感しました。

はからずも、デニスギャスティンさんがセミナーでおっしゃっていましたが
甲斐ノワールとメルローのブレンドというのは、カベルネが厳しい日本においては

ベストマッチングなのかもしれません。(いや、素人考えですけどね!)
メルシャンのベリーA&メルローの組合せの成功例もありますし。

メーカーズディナーの依頼&誘いだしておきながら欠席したことについて
厳しく戸澤さんにいじられてしまったりしつつ(苦笑)・・・

さらに第三部へ会場移動!

「国産ワインの消費量を増やす会」会長ことキヨさんが
発信基地にしている「コンズコーナー」へ。

コンズコーナー@横浜関内 http://r.gnavi.co.jp/a969600/

夜もふけるにつれて、自称:口下手(笑)な戸澤さんから
書けないような深い話なども聞かせていただきつつ。

むむー。

笑顔の裏に、潜んでいるものは、ある。

いろんな問題や障害はあるのだけれど、
戸澤さんは、やはり「正攻法」の人なんだなあと。

とても印象的だったのは

研修を受け入れてくださった丸藤さんへの
変わらない感謝の気持ちや、

「人生は短い」という一年一年のワイン作りへの覚悟を
元旦にしたためた書初めをワイナリーのロッカーに貼っているというエピソード、

収穫にゲストを招くワイナリーもあるなかで、

「一年をかけた作業の最後の瞬間までできるだけのことを
 追求したいので、収穫はあくまで自分たちだけでやります」

と一瞬の揺るぎもなく即答する姿勢に、
道の極みを目指す者の、妥協しない意志を感じました。

なーんて。

「鳥居平 甲州シュールリー2006」が北海道洞爺湖サミット G8エネルギー大臣会合の
ワインテイスティングコーナーに採用されました。というニュースもあったりして、

きっと今年の国産ワインコンクールでも賞をいくつも取ることでしょう!

シャトレーゼのワインに出会ったら、手にとってみてください。
勝沼を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

とりあえず→楽しいですから!(^-^)
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